皆様
お世話になっております。
「フォームを埋めた後レコードを承認者に対して申請したのは
いいけれどたまに急な変更があるため撤回ボタンを
作成してほしい」という要望がありこちらを見ながら撤回ボタンを
作ろうとしているのですが、"action:"の部分で悩んでいます。
そもそも承認者に提出後は申請者は自分のレコードを見ることは
できますが、承認者以外には何のアクションも割り振っていません。
(承認者だけがステータスを[承認済み]か[返却済み]に変更できるアクションを
行うことが可能です。)
撤回ボタンはJavascriptを使用して申請者にステータスを[返却済み]に
変更させるためのものにしたいのですが、そもそも申請後はステータスの
変更権が無い = そのアクションを行う権利が無いことになるのですが、
こちらは実装可能なのでしょうか。
お知恵を拝借できますと幸いです。
DNakaさん、こんにちは。プロジェクト・アスノートの松田です。
「差し戻し」ではなく「取り戻し」ですね。
すでに検証されていると思いますが、プロセス管理のアクションボタンは、そのステータスの作業者のみが操作可能です。
アプリの管理者であれば「現在の作業者を変更する」ボタンが使えるので作業者を自分に強制的に変更し、あらかじめ
用意しておいた「差し戻し」プロセスを実行することができます。
しかし、前ステータスの作業者がステータスを戻す、ということはできません。
それではカスタマイズで、ということになりますが、
これを実現しようとすると、作業者を変更→ステータスを変更 という一連の処理が必要になると思います。
しかし、作業者を変更するAPI実行するためには、そもそもアプリ管理者権限が必要です(ドキュメント参照)。
なので、仮に前ステータスの作業者が管理者であった場合は、上記のボタンから作業者を変更できてしまいます。
アプリ管理者でない場合は、このAPIを実行することができませんので、JavaScriptカスタマイズでも不可となります。
実際の業務においては、ここはkintoneらしく、レコードのコメント等を使って、差し戻しを依頼するという形になるかと思います。
松田様
コメントありがとうございます。さすがにアプリ管理者権限を使用者全員に割り振るというのは実務上芳しいものではありませんので、
そうするとやはりJavascriptによる機能の実装も不可能ということになりそうですね。